こんにちは。ブロウです。
今日は僕が育児休業を取りたいと思うきっかけになった情報を紹介したいと思います。男性の育休取得がどうして必要なの?なぜ政府は男性の育児休業取得を推進しているの?そういった疑問点について解決していきます。
理由は複数ありますが、今回は1つ目として「少子化対策」に触れたいと思います。
以下にグラフを掲載させていただきましたが、こちらは厚生労働省が毎年行なっている「21世紀成年者縦断調査」という調査の中の1つのデータで「夫の休日の家事・育児時間別にみたこの5年間の第2子移行の出生の状況」というものです。
このグラフでは夫の家事・育児に携わる時間が短いと、第2子以降の出生が少ないということを示しています。第2子以降の出生は、夫が家事・育児を積極的に行っているということが重要なポイントのようです。
このデータは非常に納得できるもので、僕自身も衝撃を受けました。
出典:第6回21世紀成年者縦断調査(国民の生活に関する継続調査)
第1子、第2子の授乳期子育てを経験して思うことは、奥さんの負担がハンパないということです。ウチは完全母乳派でしたので、授乳は奥さんにしかできず、授乳による寝不足は凄まじいです。僕もできるだけその他の家事を行うよう心がけていました(つもりかもしれません)が、仕事で遅くなることもしばしばあり、苦労をかけてしまっていました。
それが、夫の家事育児参画が得られず、全ての家事を奥さんが行うというのは本当に大変でしょう。「こんなに大変なら2人目なんて欲しくない・・・」「この大変な状況を脱しないと2人目なんて考えられない」そう思うのは自然です。
このデータは政府内で大変注目を集めたようで、男性の育児休業取得を推進する前の政府の政策は、主に制度を作ることや、女性に配慮する方向にばかり進んでいたのですが、本当の少子化対策に重要なのは、男性の労働時間革命により家事育児参画時間を増やしていくことだったというのが明らかになったそうです。
引用:労働時間革命 残業削減で業績向上!その仕組みが分かる/小室淑恵著(2016.03)
この情報を知ったのは2016年秋、世間では長時間労働が問題となり、働き方改革という言葉が流行り出した頃で、自分の会社でも長時間労働削減に向けた取り組みが進み出したタイミングでした。自分でも長時間労働削減にどのように取り組んでいけばよいのだろうと思い、ヒントを求めてたまたま手に取ったこの本(労働時間革命 残業削減で業績向上!その仕組みが分かる/小室淑恵著)は、自分が育児休業取得を目指し、世の中にも育児休業を推進していきたいと思うになった素晴らしいきっかけを与えてくれました。
自分が育休を取得して自分の会社の人達が育休を取得しやすい環境にしていきたい、育休を取得できる魅力的な会社にしていきたい、育休取得に向けた動向を配信し世の中に育休取得の意義を広めていきたい、育休の取得率を上げて日本の少子化に歯止めをかけたい、そう思えるようになりました。
育児休業を取得したいと思った理由は他にもありますが、今回は少子化対策について紹介させていただきました。少しでも育休取得に興味を持っていただけると幸いです。
その他の理由についても随時配信していきたいと思いますので、これからもよろしくお願いいたします。
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