男性の育休取得、会社に申し出るのはいつ?長期取得を希望している人ほど早めに報告しよう!理想は半年以上前!

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こんにちは。ブロウです。

今回は「男性が育休を取る際、職場にはいつ頃報告すればよいか」について考えてみました。

育休を取りたいと考えている男性の方で、職場にはいつ頃報告すればいいか悩んでいる方の参考になれば幸いです。

結論!

 結論はこちら

  ◉長期間の取得を検討している方ほど早く報告するべき(出産予定日の半年前)

  ◉短期間の取得を検討している場合でも、考えを持った時点で検討中であることを報告しておく

それでは、検討内容について説明していきます。

女性の場合

まずは、女性の場合を参考にしてみましょう。

女性は、妊娠が発覚して早期に報告する方が多く、出産の約半年前である15週(175日前)ごろには75%以上の方が報告しているようです。

引用元:

妊娠を会社に報告する時期はいつ?働く女性に聞いた!産休に入るまでの働き方アンケート|人材派遣会社は【スタッフサービス】
女性にとって大きなライフイベントである妊娠と出産。どのタイミングで妊娠の報告をするか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。産休取得経験のある女性300人を対象に産休までの働き方について調査しました。/Cheer(スタッフサービス)|人材派遣会社は【スタッフサービス】

女性は妊娠早期につわりや急な体調不良があったり、頻繁に通院する必要があったり、人によっては休みがちになる場合もあります。また、普段は平気な業務でも出産が近づくに連れ業務にも制限が出てきます。

報告を早期に行うことで、これらの急な休みや、業務の調整(業務割当の見直しや残業、夜勤シフトを減らしてもらえるなど)に配慮してもらえることが期待できます。

また、女性の場合は出産前後の産休、その後の育休と休業期間が長いため、その期間を乗り切るための準備(業務引き継ぎや人員計画など)のことを考えると、なるべく早期の報告が望ましいといえます。

男性の場合(数日・数週間の取得を希望する場合)

それに比べ、男性の場合はどうでしょうか。

育休を取得する際には原則1ヶ月前に申し出する必要があります。また、2022年秋頃に新設される「男性版産休」では2週間前の申し出が必要です。

女性と比べて身体的な負担もありませんし、原則通りなら早期の申し出は必要ないのかもしれません。

また、男性の場合は数日、数週間という休業を分割取得(男性版産休期間中(2022年秋以降開始)に2回、育休期間中に2回の分割取得が可能)することもできますので、短期間の取得の場合は、早期の申し出がなくとも対応できる場合もあるでしょう。

ただ、数日、数週間の場合であっても直前の報告では混乱を招いてしまうかもしれません。

よく考えると「結婚式+新婚旅行」の数週間程度の休暇の時でも、数ヶ月前には日程報告をしているでしょうから、同じくらいの産休・育休期間を予定しているなら最低でもそれくらいの事前の申し出は必要でしょう。

短期間の取得の場合であっても、育休を取りたいという考えを持った時点で、上司には伝えておくことをお勧めします。

男性の場合(数ヶ月の取得を希望する場合)

さて、本題の数ヶ月の取得を希望する場合です。

原則1ヶ月前(男性版産休では2週間前)の申し出でよいということになっていますが、それでは残されたメンバーは大変困るでしょう。1ヶ月後にいきなり数ヶ月の欠員が出ることになるので当然です。担当替えや引き継ぎで慌ただしくなることは目に見えています。

上述の「女性の場合」で触れたように、75%の方は出産予定日の半年以上前に報告していることから、それくらいの時期での報告が必要でしょう。逆に、それくらい前の報告であれば、女性同様の長期休業を取得したとしても業務がスムーズに引き継ぎできると世の働く女性達が証明してくれています。

育休取得は権利ですので、育休を取得することには何ら問題は無いのですが、男性の育休取得はまだまだ一般的ではありません。男性の育休取得率は、2020年度には12.65%と初めて1割を超えたものの、取得期間は2週間未満で71.4%、5日未満で36.3%となっており、長期間の育休取得はかなりの少数派です。

男性の長期間の育休取得はそれだけ想定外と捉えられる可能性がありますので、取得者側ができるだけ早期に申し出をして混乱を抑え、自身の業務の整理を十分に行いながら育休期間中の準備をしっかりとしていきましょう。

まとめ

今回は私なりに報告時期を考えてみました。

結論としては、「長期間の取得を検討している方ほど早く報告するべき(出産予定日の半年前)」、「短期間の取得を検討している場合でも、考えを持った時点で検討中であることを報告しておく」になります。

まだまだ男性の育休取得が浸透していない現在の状況では、会社や上司にとっては想定外と思われる可能性があり、早期に申し出をすることで、混乱を抑えられると考えられますので、取得期間に関わらずなるべく早く報告しましょう。

また、子供ができていないうちから「子供ができたら育休を取りたいんです」など育休取得を希望しているということを宣言しておくことも有効です。そうすることで、急なカミングアウトでは無くなりますから上司の想定外が想定内に変わり、報告しやすい環境になると思います。

皆様が育休をスムーズに取得できるようになるよう願ってます。

今日のお話はこれでおしまい。

おまけ

この記事を書いているのは、2022年1月23日ですが、出産予定日の195日前になります。

このテーマで執筆したことで、私自身報告時期をいつにするか整理することができました。職場へは来週報告しようと考えておりますが、やはり緊張しますね。

頑張って報告してきます!

読者の方で男性の育休取得を経験、及び計画している方がいらっしゃれば、職場へはいつ頃報告しました、いつ頃報告しようと思っていますなど教えていただけると嬉しいです。(コメント欄にご記入いただけるとありがたいです)

よろしくお願いいたします。

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